2017年 12月 19日
2017.12.16 PATHFINDER 石川公演 |
久しぶりの投稿になります。
先週、BUMP OF CHICKENのツアー "PATHFINDER" の、石川産業展示館での公演に行ってきました。
以下はレポという類いのものではなく、ただなんとなく感じたことの備忘録です。
まだツアー中なので詳しい感想や曲名を出すのは控えますが、9曲目に私が一番聴きたかった曲をやってくれたことや、アンコールの1曲目がとてもしあわせに満ちていたことは、この先ずっと忘れられないだろうなと思います。今回のツアーは、アルバムなどのリリースがないタイミングでの(いわゆる「ひっさげない」)ツアーなので、あまりやっていなかったような曲もセットリストに組み込まれていて、個人的に思い入れのある曲、大事な曲、思い出深い曲を、いまのBUMPの音楽としてたくさん聴けるのがうれしい。
お客さんにコーラスを求める場面が前にいったライブの時よりも増えていたり、歌詞を変えて歌っている箇所も以前より多くなっていたりした気がして、メンバーと客席とでコミュニケーションをとりながらライブが出来上がっていくのを感じられたようにも思いました。
ライブの終盤、藤原さんは何度も「終わっちゃう」とか「寂しい」ということを口にしていました。
あんなに素敵な音楽を、最高に楽しい時間を共有して、それでもなお寂しさからは離れられない。
あるいは、そういう時間をいま共有しているという事実があるから、そしてそれは絶対に終わってしまうと知っているから、よけいに寂しいと思うのでしょうか。
BUMP OF CHICKENの音楽はそういう寂しさとずっとともにある音楽なのかもしれない。そういう音楽だからずっと好きでいられるのかもしれません。
サンタクロースの格好をしたニコルのぬいぐるみがステージ上にあって、最後に藤原さんが「こいつ俺のアンプの上においてくから、写真撮ってな」と言って、だいじそうに丁寧にセッティングしていったのがほほえましかったなあ。とてもいとおしい思い出ができました。
by hitoriniwatori
| 2017-12-19 12:37
| BUMP OF CHICKENの話